2021年3月 その1: 仕事に復帰(パート3)/ 生鮮食料品調達もアマゾンで
2ヶ月ぶりに仕事へ
2021年の年明け早々始まった3回目のロックダウンも、もう2ヶ月が過ぎた。
1月は1日のコロナウィルス感染者数が1万人を越える中、我が家も全員感染して1ヶ月間隔離生活をすることにもなった。
2月は相変わらず自宅待機のままだったので、コロナから回復した私は、
- 毎朝起きたら30分のオンライン・エキササイズ(少しだけど運動不足解消のため)
- 家事(と言っても普通の洗たく、掃除くらいですぐに終了!)
- ストリーミングサイトやNetflixでドラマ鑑賞(この時間が一番長いかも?)
- 週に1度の食料の買出し(唯一開いているのはスーパー…)
といような繰り返しの毎日を送っていた。
そうこうしている間にも、気がつけば季節が変わっていた!!
2月も終わりに近づくと、日もだんだん長くなり、外も明るくなってきた。
春の到来を知らせてくれるクロッカスもあちこちで咲き始めた。
そんな中2月の最後の週に上司から電話があり、「3月から仕事に復帰してください。」と連絡があったので、今月からフルタイムで仕事に戻ることに。
思えば昨年の11月は有給休暇消化でほぼ休み、12月は2週間ほどしか仕事に行かずクリスマス休暇に入ったので、かれこれ4ヶ月ほどはフルタイムで働いてない。
「朝起きれるか心配~!」と、あの春・夏のロックダウンが終わった時と同じような不安が頭をよぎった。
考えてみると今までのロックダウン3回とも、終わるたびに季節が変わっていた。
昨年の3月に始まったロックダウンが終わって仕事に戻った時には夏になっていたし、11月のロックダウンが終わった時には秋から冬になっていた。
今回のロックダウンはまだ終了してないけれど、仕事に戻る今月はもう春!
長い夏休みが終わって季節の変わった9月の新学期に学校に戻る小学生のような気分がした。あの長く感じられた小さかったころの夏休みは、季節が変わって学校に戻ると背が高くなってる人もいたり、真っ黒に日焼けした人がいたりと、しばらく会わない間の変化がよく感じ取られたっけ...。
そんなふうに思いながら久しぶりに高速道路を運転しながら、3月1日の月曜日会社へ向かった。一応ロックダウン中なので、交通量はまだ少なく、スイスイと運転できたのが救いだった。復帰第一日目から渋滞にはまってストレスになりたくなかったのでほっと安心。
幹線道路の電光掲示板には、「Stay at home. Essential Travel only」のメッセージがまだ表示されていた。
会社に着いて久しぶりに会う同僚たちは…
みなロングヘアーか、何人かの男性は坊主頭になっていた!
「そうだった!ヘアサロンがロックダウンで閉まったままだったから、カットに行けないのはみな同じだった!」
いつもヘアスタイルに気をつかっていた若いお兄さんたちも、坊主頭に無精ヒゲになってた。
「伸びすぎてポニーテールができそうだったから剃っちゃったよ!」と言っていた。
クリスマスの前はボブスタイルだった女性の同僚も、肩まで伸びた髪の毛をカールしていた。
私の伸びてスタイルを失った髪の毛もなんだか気にならなくなってきた。
1週目はほぼ休んでた間のキャッチアップで終わった。
溜まってたメールや書類に目を通し、処理されていなかった案件を処理したり....、を終えて家に帰るとぐったり!
夕飯を食べてちょっとゆっくりしたころにはもう目が閉じてしまった。
「ちゃんと元通りの生活に戻れるかしら…。」と不安になってきた!
食料もアマゾンプライムで
仕事に戻って困ったのは、食料の買出し。
フルタイムに戻ったので、スーパーに買出しに行けるのは週末だけ。
仕事に復帰したばかりで、仕事帰りだともう疲れ果てて、スーパーの中を歩き回った後、家に帰って戸棚や冷蔵庫に仕分けする余力が…ない!
ということで買出しはどうしても週末に。
しかし、せめて週末はゆっくり寝たいので、朝遅めに起きるとスーパーに行く頃にはお昼前になってしまう。
週末のお昼前から午後2時くらいまでの間は買出しピークタイムなのか、あの信号システムが導入されて以来スーパーに入るのに長蛇の列ができている。
「このロックダウン中、また店内に入れる人数制限でも強化されたのかしら~」と思うほどだ。
1月に隔離していた時は、「スーパーにも出かけられないなんて…」とフラストレーションがたまりそうだったが、「この列もストレス!やっぱり6ポンドの配達料金を払ってでもスーパーのオンラインショッピングに戻ろうかなぁ~。」と夫と話した。
しかし、時はロックダウン中。
大手スーパーのテスコ、センスベリーズやASDAのサイトを見てみると、1週間先までデリバリーのスロットは予約で埋っている。
「ああ~、やれやれ、やっぱり食料はスーパーに並ぶか!」と思いながら食料品以外の物をアマゾンのウェブサイトでブラウジングしていた。
その時ふと「アマゾンがもう1つの大手スーパー、Morrisons(モリソンズ)と提携して、モリソンズで売っている食料品や日用品の注文を受けてプライムアカウント会員に届けてくれる」というサービスがある事を思い出した。
このサービスを11月のロックダウン中に使おうと思ったのだが、利用者が多すぎたのか、ユーザーの人数制限がかかっていて使えなかった。それ以来、この存在を忘れていた。
「そうだ、試しに今回は使えるか見てみよう~!」と思いながらアマゾンのホームページから「Morrisons」のボタンを押してみると、今回はすんなり先に進めた!
テスコなど他のスーパーは1週間先まで配達時間のスロットがとれないのに、Amazon+Morrisonsは購入したその日、もしくは翌日配達の2選択しかない。
しかもプライム会員だと配達料は無料!
「アマゾンで注文して、本当に野菜やお肉やアイスクリームも届くのかしら~?」と半信半疑だったけれど、1週間分の食料を注文してみた。
そして翌日、指定された時間内にちゃんと届いた。
アイスクリームもちゃんと凍ったままで!
今まで長蛇の列のできたスーパーに並んだり、デリバリーのスロットを押さえるのに苦労していた私には、このサービスはあまりにも便利で「目から鱗」状態…。
「今度から食料調達はこれだ!」と夫に宣言した。
とりあえず、あのロックダウン中の列が消えるまでは….。