9月 – その1 レスター市のローカルロックダウンがやっと緩和へ!
8月に仕事に復帰してからというもの、ゆっくりコロナ日記を書いてる時間が減ってしまった! だいぶ日常が戻ってきたのはいいことなのだが…。
ちょっと遅くなったけれど、9月はやっと地元レスター市のローカルロックダウンが緩和された記念すべき月なので、それについて少し…。
ついにスポーツジムがオープン!
全国ロックダウン後、イングランドのスポーツジムは7月25日から再開されていたのに、レスター市はローカルロックダウンに入ったため、ずっと閉まったままだった。
全国ロックダウンが始まってすぐに3ヶ月無料体験で加入したオンライン・ジムクラス。
「3ヶ月あればロックダウンも終わってるだろうし、有料に切り替わる前にメンバー登録をキャンセルすればいいや!」
と思って登録したのに、私の住むレスター市はローカルロックダウンに入ってしまったため、ずっとジムも閉まったままになってしまい、仕方なく毎月8ポンドのメンバー費を払ってオンラインエキササイズを続けていた。
有料となると「払ってるから運動しなきゃ!ロックダウン太りにならないためにも!」
と自分に言い聞かせて逆にさぼらなくなってよかったと言えばよかったのだが、一人でTVのスクリーンに向かって運動するのもそろそろ少し飽きてきた。
「それにしても、いったいいつになたらこのローカルロックダウンは解除されるのかしら?」
「かれこれジムが閉まって半年。倒産してないといいけれど…」
などと思い始めた矢先の9月4日に「レスター市のスポーツジムとプールは9月8日から再開できます。」という発表があった。
「やったぁ~!ついに!」
6ヶ月前までは、週に3~4回、仕事帰りや週末の朝にジムのクラスに参加するのが生活の一部になっていたが、今となっては遠い昔のように思える。
発表のあった3日後に私が会員になっているジムから「私たちのジムは11日から開きます」というメッセージが届いた。「ああ~、つぶれてなくてよかった」と一安心!
コロナ対策が取り入れられて、以前と変わったシステムについての説明もメールで送られてきた。
- プールは一人につき各レーン30分づつの完全予約制
- クラスも定員を減らすため完全予約制
→早速アプリでクラスをチェックしてみたが、クラスの種類も減っていた!
- シャワーはプール利用者のみ使用可
→ジムのクラスが終わった後、シャワーを使えないなら週末は買い物に直行できない! いちど家に帰ってシャワーを浴びて出直さなければ…。
- 汗拭き用のタオルは持ち込まず、設置されているペーパタオルを使って使用後は捨てる
- 貸し出しのタオルは中止
- 水のみ場の冷水器はボトルの補充のみで、直接飲むのは禁止
- 使用後の器具は消毒ワイプやスプレーで拭くこと
→これは以前から全員にやって欲しかったので、決まりができてよかった!
ジムの予約アプリを見ると今まで1時間だったクラスは45分に、45分だったクラスは30分に縮小され、しかも今まで何種類もあったクラスは5種類くらいに減っていた。
都合の合う時間帯にあまり気に入ってるクラスがなく、しかも気に入ってるクラスのある日はすでにウェイティングになっているではないか!
「元のタイムテーブルに戻るまでは念のため、しばらく月8ポンドのオンラインクラスはキープしておこう…」と思った。
ジムが再開した翌週のボディー・コンバットのクラスに空きがあるのを見つけ早速予約して行ってみた。
私よりも先にジムに復帰していた夫が言っていた通り、ジムの中は以前より閑散とした感じだった。
「まだ様子見でしばらく来ない人もたくさんいるのかな…。」
「それとも辞めちゃった人がたくさんいるのかしら? そうだとしたら、ジムが潰れないか心配だわ…。」
以前は週末の朝にジムに行くと、まず入り口から見えるプールではアクアのクラスに来ている人たちや、ジャグジーでくつろぐ人たち、普通に泳ぐ人たちで賑わっているのが見えたのに、今回はプールもこれらの人たちが見受けられなくひっそりしていた。
アクアのクラスもタイムテーブルが変わってしばらくなくなったのだろうか?
気を取り直して2階のスタジオに行くと、久しぶりに会う顔なじみの人たちが5-6人すでに間隔をあけて立っていた。
よく見るとスタジオの床には一定の間隔で人が立つ位置がわかるようにマークがついている。
「なるほど!ソーシャルディスタンスね。それで皆マークがついてるところに立っているのね~。」と納得しながら、私も空いているマークの上に立った。
「久しぶり~!元気だった?」と言いながら私の回りに立っている人たちとロックダウン中は何をやってたか等の雑談を始めた。
久しぶりに会う人たちとこうやって話していると、「あ~、こういうのなつかしいわぁ。オンラインクラスのスクリーンに出てくる人たちとはこうやって雑談できなかったからねぇ。」と一人で感慨にひたった。
ボディー・コンバットは人気のあるクラスの1つで、以前は自分の立つ位置を確保するのが結構大変だった。
特にとなりに背の高い人が立っていると、横蹴りをする時に私に当たるんじゃないかとヒヤヒヤしていた。
背の高くない人でも、やたらと人との距離感が近い人もいて、「もうちょと離れてくれないかしら..」とモヤモヤしながらエキササイズする時もあった。
このソーシャルディスタンスのマークのおかげでこれらのことは心配することがなくなった! 定員の人数も減ったので以前より全体的にスペースがって動きやすくなった。
インストラクターのお兄さんが来てクラスが始まると、スクワットするところでは
「Lower! Lower! (もっと低く!)」とか、動きのパターンがつかみにくいところでは「That’s it! (そうだよ!)」などの声掛けがあって、やはりオンライン・クラスより、モチベーションが上がるではないか!
しかし、今まで1時間だったクラスが45分に縮小されたというのに、疲労感はなぜか倍に感じた…。オンライン・エキササイズではつい辛いところをパスしていたせいか体力が落ちてるのかも?
これからは早めに予約を入れて定期的にジムに行かねば!
ローカルロックダウン緩和
スポーツジムに引き続き9月15日からはやっとレスター市でも下記のようなビジネスも再開できることになった。
- カジノ
- スケート場やボウリング場等の屋内レジャー施設
- 展示会場
- 密接なサービス業(フェイシャルトリートメント、マーッサージ、メイクアップサービス等)
- 結婚式のパーティーは着席のみで30人まで
マッサージやフェイシャルが開いてくれるのが嬉しい。
3月のロックダウン直前に近所にマッサージやフェイシャルトリートメントをしてくれる所を見つけて行ったら、体が軽くなるほどよいマッサージをしてもらえてので、毎月行きたいと思っていたところロックダウンになってしまって行けずじまいだった。
レスター市にかかっていたローカルロックダウンの規制はこれでほぼ緩和されたけれど、9月の時点でまだ禁止されてることがある。それは..
- よその世帯の人と個人の家や庭で一緒に集まらないこと
これに違反すると1回目は罰金100ポンドが課せられ2回目以降は毎回倍額になっていく、というものだ。
ということで、友達や親族と会う時はカフェやレストランや公園などで会わなければならぬ。家に来てもらえるとゆっくりおしゃべりもできるんだけどなぁ。