ローカルロックダウン3週目(7月13日~7月19日頃) – ガーデンテーブルの修復とローカルロックダウンのアップデート
ガーデンプロジェクト -その2
地元の街がローカルロックダウンになり「運動不足にならないように何かしなくては!」と思いたって先週から始めたガーデンプロジェクト。
先週は義母の庭を掘り起こして花や植木を植えた。
今週は我が家の古くなったガーデンテープルのリファーブをすることにした。
5-6年前にこの木製のガーデンテーブルを買った時は保護用のカバーを冬場は掛けていたのだが、ここ2年ほどはこのカバーを掛けていなかった。
そのためか塗料が剥がれかかっていて、かなり風化して見える。
夫は「新しいテーブルを買おうか?」と言っていたが、私は今のテーブルのサイズが気に入っていたし、ネットで検索しても同じようなテーブルが出てこなかったので、先ずはリファーブを試みることにした。
早速Youtubeで「How to restore garden table」と検索してみると、ある!ある!
たくさんでてきた。最初に電動サンダーを使って古くなった塗料のついた表面にやすりをかけ、そのあとTeak oil(ティークオイル)という専用のオイルを数回塗布すればよさそうだ。
「おお~!結構簡単にできそう!」
幸い夫が電動サンダーを持っていたので、あとティークオイルだけ買えばよい。
ホームセンターでティークオイルを買ってきた後、作業を始めた。
電動サンダーを持つ手を左右に動かす作業を繰り返していると、なぜかリラックスしてきて癒しすら感じてきた。
1日めはやすりかけと1回目のオイルを塗布し、2日めと3日めで更に数回オイルを塗って完了!
初めての試みにしては上手くいった!
これもYoutubeのおかげ…。
ローカルロックダウン - アップデート
今週の木曜日はレスター市がローカルロックダウンに入ってちょうど2週目。
2週間後に状況の見直しを行うと言われていた通り、保健相のマット・ハンコック氏から、今後のプランについて発表があった。
「2週間たったことだし、これでローカルロックダウンも終わってくれるかしら?」
と期待しながら発表を見た。
しかし期待していたほどの変化はなかった…。☹
- ロックダウンの境界線が少々変わった
北部の一部が境界線から外れ、南部のOadby(オーダビー)とWigston(ウィグストン)というエリアが追加になった
- ノンエッセンシャルのお店は7月24日まで開かない
- レストラン、バー、ヘアサロンは次回の見直しまで閉まったまま
- 6人までなら屋外で集まってよい、というルールはそのまま
この2週間で感染件数率が12.2%から4.8%に減少したとの発表があったり、レスター市がイングランドの中でコロナウィルスのテスト件数が一番高いというデータが出たにもかかわらず期待はずれな発表だった。特にヘアサロン!!😠
「次回の見直しまでいつ開くかわからないだって? 私のヘアカットの予約はどうなるのぉぉ~?!」
全国ロックダウンの緩和の発表があったあと、私のヘアカットの予約は7月10日に入れてもらっていたのだが、レスター市がローカルロックダウンになったため、この予約が24日に先送りになっていた。この調子では24日の予約も危い!
案の定、数日後にヘアサロンからメッセージが届いて、「まだはっきりお店を開けられるかわかりませんが、7月31日に予約を変更しておきますね。」とお知らせがあった。
「あぁぁぁ....」と私は大きなため息をついた。
2020年が終わる前にヘアカットは実現するのだろうか....。
また、来週の土曜日(25日)は全国の屋内ジムやスイミングプール、そのほかのスポーツ施設が再開できる予定日だが、早速私が会員になっている全国チェーンのスポーツジムがら、「レスターのジムは25日には開きません。8月5日に引き落とされる予定だった会費は引き落とされませんのでご安心ください。」
というようなメッセージが不意落ちを掛けるように届いた。
私はまた一層大きなため息をついた。
レスター市のローカルロックダウンで落胆しているのは私だけはない。
私の知り合いは、レスター市郊外のゴルフ場の会員になっていて、「屋外のスポーツはできることだし、せっかく年会費を払っているからゴルフでもしに行こうと思っていったら、入れてもらえなかったよ。」と残念そうに言っていた。
なんでも彼の住所がレスター市のロックダウン境界線内だからというのが理由らしい。
「せっかく年会費払ったのに!」と落胆していた。
ローカルロックダウンが実質延長になって、市からまたもやコロナに関するアドバイスのパンフレットが郵送で届いた。
最近移民の人口が増えたため、市から届く案内は多言語で書いてあるのだが、今回は英語を含めると9ヶ国語で書いてあった。数年前までは4ヶ国語くらいだったような...。
何でもレスター市はイングランドの中で最も人種多様な街の1つらしい。
今回のパンフレットにはインド内の言語であるグジャラティ語、ヒンディー語、ウルドゥ語、ベンガリ語、プンジャビ語のほか、ポーランド語、スロバキア語、ソマリ語で書かれていた。
このパンフレットが、このローカルロックダウンの原因になったSweat shop*にも届いてますように! (*「ロックダウン15週目」参照)
クリスマスまでには普通の生活に戻れる?
今週の金曜日(17日)にはボリス首相から、クリスマスまでには普通の生活に戻れるよう、現在まだロックダウン規制がかかっているところを大幅に解除していく予定との発表があった。
そのプランとは..
- 明日(18日)からは、各地方自治体がそれぞれのウィルス感染状況により、お店を閉めたり、ローカルロックダウンをするかどうかの決断ができるようになる。
(政府からの命令ではなく、地方自治体に権力を引き渡す。)
→ これがもうちょっと早く導入されていて欲しかった。レスター市長はずっと
ロックダウンを早く解除したいと訴え続けているので…!
- 冬のインフルエンザシーズンに向けて30億ポンドをNHSに追加投入する。
史上最大のインフルエンザ予防接種プログラムを実施する予定。
- 7月25日より屋内ジム、プール、その他のスポーツ施設の再開
(もちろん、レスター市は含まれない…)
- 8月1日より
*従業員の仕事復帰に関して政府から雇用者へアドバイスのアップデートが出される
予定
*残りのレジャー施設(ボウリング場、スケートリンク、カジノ等)やビューティシ
ャンなどの密接なサービス業の再開
*結婚式は30人までなら決行可
*ナイトクラブはまだ再開不可
- 9月より、学校、保育園、カレッジ、大学の再開
- 10月より、スタジアムで行われるイベントや会議をコロナ対策がされていることを条件に再開
- 早くとも11月までには残りの規制を緩和して、クリスマスまでには普通の生活に戻れるようにする予定
コロナの感染が落ち着き始めたものの、次は冬のインフルエンザを心配し始める季節になったんだったと気がついた。
インフルエンザの流行ととコロナの第2波が同時にやってくると、またNHSの機能崩壊の恐れがでてくるので、今からインフルエンザ予防接収を拡大して実施するようだ。
どうか第2波が冬場にきませんように…。
そして、この計画通り今度のクリスマスにはまた家族や親族と集まってディナーやパーティーができるようになっていることを願いたい。
今週の良いニュース 😊
- VAT(消費税)の減額スタート!
パンデミックで打撃をうけた飲食産業やレジャー、ツーリズム産業の消費税が
20%から5%に。
- スコットランドでもロックダウンの緩和がスタート
(飲食店、や観光地、ヘアサロンが再開)
- パンデミックになって以来、100万人以上の人が禁煙を始めた!
理由としては、
*喫煙者がコロナに感染すると重症になるという政府のアドバイスがあった
*隔離中はタバコを買いにいくのがめんどくさかった?
*隔離中は人と会えないのでソーシャルスモーキング(付き合いでタバコを吸う)
をする機会がない。
このロックダウンでいい影響もでて何より!
今週の良くないニュース 😊
- イングランド北西部にあるBlackburnという街がコロナのホットスポットに。
レスターのようなローカルロックダウンにならないように規制を厳しくするらし
い。
- ロシアのハッカーが、コロナウィルスのワクチン開発リサーチデータを盗もうと試みた形跡。(なんて姑息な!)
- UK内のランクが高い大学13校がコロナの影響で経営難に。
理由は、授業料をフルで払ってくれる留学生の入学申し込みが激減したことや、学生寮やコンフェレンス開催等の収入がなくなった事が挙げられている。
良いのか良くないのかわからないニュース😞
- 中国のHuaweiがUKの5Gネットワークから除外されることになり、現在設置されているHuaweiの設備は2027年末までに除去されることに。
またHuaweiの機器の購入は今年の12月31日から禁止される。
(サイバーセキュリティー上の理由というのは納得できるけれど、UKに5Gが来るの
はいったいいつ…?)
- パンデミックの影響により失業した若物たちがセクシーな写真をネットに投稿し始めた。それで得た収益を家賃や食費に当てているらしい。
5つ星のクルーズ船でエンターテーナーとして働いていたハンサムなお兄さんも
失業後何十件といろんな仕事に応募したが、競争率が高すぎて採用されず、最後の
手段としてセクシーなポーズの写真をネットに投稿しているとテレビのインタビュ
ーで語っていた。
(何気なく就職活動行き詰まり中の我が家の息子にこの話をしてみたらスルーされ
た…)
この週UKのコロナによる死亡者数の合計は44830人⇒45301人*に。 (*coronavirus.data.gov.ukより)