2021年4月-その1:久しぶりに友人と会う! ビデオコールじゃない友人に!
「ロックダウン緩和ステップ1その2」の後のイースター休暇
3月最終の週末からサマータイムも始まり、4月になると急に外が明るくなってやっとイギリスの空も春らしくなってきた。
冬場はグレーな空に、色のない庭を窓から眺めながらロックダウン生活を送っていたけれど、庭にも水仙の黄色い花やチューリップが咲き始め、やっと色が戻ってきて風景が白黒からカラーになってきた。 嬉しい~!
そして「2021年2月-その2」で書いたロックダウン3の「緩和プラン-ステップ1その2」が予定通り3月29日から始まって初めての週末がきた。(4月3日~4日)
しかもこの週末はイースターの週末で、グッドフライデーの4月2日(金)からイースターマンデーの4月5日(月)の4連休!
私の周りでは、皆「フムフム、この連休できそうなことは何かしら~?」
と天気予報を眺めながら予定をたてていた。
もうこの規制のかかった生活に慣れてきたのか、今回の緩和プランの内容を再確認しながら、できそうな事をみな考えていた。
去年に続きホリデーに行けないイースター休暇パート2!
今回からできそうなことは….
ステップ1その2(3月29日から)
- 最大6人まで、もしくは2世帯までなら屋外で会うことが可能
→ 複数の友達と公園やその他の屋外でテイクアウトのコーヒーを飲みながら話が
できる!
→ 友達家族を呼んで庭でランチやBBQしながらおしゃべりできる
- 屋外のスポーツ施設の営業が可能
→ 早速同僚の何人かはイースターの週末にゴルフの予約を入れていた。
息子もゴルフ場の打ちっぱなしへ早速いくようだ。
ゴルフを楽しみにしていた夫はまだCOVIDの後遺症で残念ながら体調が整っ
ていない…。
→ フィットネスクラブで屋外でヨガやサーキットトレーニングを始めるところも!
私のスポーツジムでも屋外でやってくれるかチェックしなくては!
→ 公園のテニスコートが使える
しかし、今回の緩和でできることはどれも屋外なので、どれもこれもお天気次第!!
週末のお天気を早速チェックしてみると最低気温は朝夕の2~3度、最高気温は午後1~2時の13~14度くらいだった。
「こりゃ、外で1日過ごすほど暖かくないかな…。」と思っていると、友人からメッセージが携帯に届いた。
「イースターサンデーの午後は14度で晴れになってるからうちの庭で久しぶりにおしゃべりしない?」とのお誘いだった。
この友人とはロックダウン中何回かビデオコールでおしゃべりしたり、メッセージを送りあったりしていたが、最後に生身で合ったのはいつだったか…?
確か去年の夏にコロナの第1波が落ち着いた後にあった政府の外食キャンペーン「Eat Out to Help Out」で一緒にランチに行って以来!
「おお~!いいの?行く!行く!」と即答した。
家族と同僚の人たち以外の人に会うのは久しぶりなので、週末が来るのが待ち遠しかった。
この週、レスター市から毎週届く「コロナウィルス アップデート」メールでは、
「久しぶりに親族や友人と庭で会えるようになりましたが、屋外でも2メートルのソーシャルディスタンスを忘れずに、そして家の中に入りたいと思っても入らないように気をつけましょう」という「やったぁ~!やっと緩和されて人と会える!」とエキサイトしている市民たちに釘を刺すかのような内容が送られてきた。
「そうそう、屋外!屋外!」と自分に言い聞かせながら、イースターサンデーの午後、友人宅に向かった。
友人宅に到着すると、「久しぶりぃ~!」言いながら、サイドゲートからまっすぐ裏庭へ直行。
庭のテーブルには友人がすでにランチを用意してくれていた。
ランチの他には、気温が下がって寒くなった時のために掛け布団まで用意してくれていた。
久しぶりに太陽が出て、外に座っているとても気持ちよかった。
ジャケットを着たままランチを食べながら積もり積もった話をしていると、あっという間に4時近くに。「やっぱり直に会うと話しもはずむね~!」言いながら、気温が下がってきたので、用意してくれていた掛け布団をふたりでシェアしながら膝にかけて、コーヒーを飲みながら更に会話を続けた。
「今度からも、もっとこうやって庭で会おう~!」と言いながら5時前においとました。
友人に別れを告げた後、通りを車で走っていると半そで+ショーツで散歩しているイギリス人がたくさんいるではないか!
「おお~!気温が10度を超して太陽がでた途端もう衣替え?!」
やっぱりこの気温で掛け布団が必要な私とは体感気温がちがうなぁ~、と感心…。
4月12日から始まる予定の次の「ロックダウン緩和ステップ3」では屋外でならレストランやカフェで飲食できるようになるので、きっとこの体感温度の高いイギリス人たちなら、問題なく屋外での飲食を楽しめそう!