ローカルロックダウン4週目（7月20日～7月26日頃) - デッキにライト取着け/ マスク着用が義務化
ガーデンプロジェクト －その3: デッキにソーラーパワーのライト取付け
地元のレスター市がローカルロックダウンになった3週間前から始めたガーデンプロジェクト。
今週は6月に我が家の庭にできたデッキ*にソーラーパワーのライトを取り付けることにした。（電線を電源に繋がなくていいのでらくちん！）
（*ロックダウン11週目参照 / https://elsaleo.hatenablog.com/entry/2020/07/11/055812）
ライトをつける箇所は；
- デッキの淵にスポットライトをつけ暗がりでもステップがどこにあるかわかりやすいようにする
- デッキの脇に生えている垣根にフェアリーライト
- デッキの頭上に少し大きめなフェアリーライトを吊るす
レスター市内で唯一開いているホームセンターに行ってみたが、思っているようなライトは売ってなかったので、全部Amazonで購入。
プライムデリバリーでこれも翌日には到着！
デッキの頭上に吊るすライトを取り付けるための支柱を、大工の甥に設置してもらい、デッキの淵につけるスポットライトは、私が位置決めしたあと、夫に円形を繰り抜くドリルで穴を開けてもらった。
全部のライトを設置したあと、ソーラーパネルのスイッチをONにして暗くなるのを待った。ソーラーパワーのライトは暗くなったら自動的に点灯するのはいいのだが、昼間につけたくてもつかないのが難点だと気がついた...。
暗くなるまでちゃんと作動するかチェックできないが、今はまだ日が長いので夜の9時過ぎまで待たねばならぬ..。
「早く暗くならないかしら？ 電気がつくかどうかわからないわ…。」
この日ほど夜がくるのが待ち遠しい日はなかった。
9時過ぎになるころ、私はずっと窓からデッキを眺めて電気がつくのを待っていた。
「まるでクリスマスにサンタが来るのを待ってる子供みたいだね～」と夫がこぼしているも間もなく、ついに外が暗くなってきて、ついた！ついた！
「電気がついてこれから暗くなっても外で夕涼みできるね！」と夫に言ったら
「このフェアリーライト、ちょっとクリスマスみたいだけど？」と返ってきた。
うーん、そう言われてみれば…。
翌日は、甥にデッキ作成の際に余った木材でプランターを作ってもらっていたのだが、そのプランターに花を植えてみた。
これでガーデンプロジェクトのパート3完了！
ローカルロックダウンになって、行くところも限られて、やることもなくなってきたおかげで、過去何年もはかどってなかった庭の仕事がやっと少し進展してきた。
週末は友人夫婦を呼ん庭で一緒に夕飯を食べたあと、フェアリーライトで照らされたデッキでトランプのゲーム大会！
天気のいい日が少ないこの国で、こうやってデッキの上で過ごせる日はあと何日あるかな…。
マスク着用が必須に
コロナウィルスがUKにやってくるまで、マスクを普段から着用するイギリス人は皆無と言ってよいほど見かけなかった。
3－4月にコロナによる死亡率が急上昇しはじめた頃から自主的にマスクを着用する人たちを見かけるようになったものの、それほど多くはなかった。
やっと6月15日に公共の交通機関を利用する際はマスク着用が義務付けられてマスクをする人たちが以前より増えた感じだった。
が！
7月24日（金）から公共の場やお店に行く場合はマスク(Face covering)の着用が義務付けられることになった。違反すると罰金（最高100ポンド）が科せられることに。
保健相のマット・ハンコック氏によると、お店の店員さんのコロナによる死亡率は一般市民の死亡率と比較すると、男性で75％、女性で60％高いらしい！
これからロックダウン緩和が始まり非必須のお店が再開されるにあたり、マスク着用の義務付けは納得。
日本だと首相が「ご協力をお願いします」や「….するようにしてください。」と言うとほとんどの国民は従うと思うのだが、義務化して罰金システムにしないと、浸透しないのがイギリスらしい…。
早速次の日、スーパーやホームセンターに行ってみると、マスク着用のポスターが入り口に用意されていて、お客さんたちは皆ちゃんとマスクをしていた。
半年前、マスク着用度がほぼ0だった光景から大きく変わった。
スペインに行くと帰国後14日の自己隔離 －再び！
7月10日からトラベル規制が緩和されて、低リスク国からUKに帰国した際の14日間の自己隔離がなくなっていた。
（ロックダウン15週目参照 －https://elsaleo.hatenablog.com/entry/2020/07/11/055812）
6月から9月に延期した私たちのスペイン行きも「これで安心していけるね～。」と夫と喜んでいたところだったのだが…！
今週初めには不安なニュースが。
先ず地中海に面したアンダルシア地方とホリデー先として人気のバレアリック諸島（イビーサ島やマヨルカ島がある諸島）では、どこでもマスクの着用が必須となり、ビーチやプールでも着用が義務付けられたと。
「おお～！今度からビーチでビキニを着る人もマスクするってこと？」
なんだかホリデーのイメージが変わってきた。
同じ日、今度はバルセロナのあるカタロニア地方で、ローカルロックダウンになったとでていた。
「ひょっとしてスペインまた危ういのでは？」と思っていた矢先、今週末のニュースでは、スペイン内のコロナ感染率がまた上昇しているというデータがでたため、スペインから帰国した人は全員14日間の自己隔離が義務付けられることになったとでていた…。
「あ～あ、私たちがスペインに行く9月までには、この自己隔離終わってるかしら～？」
年明けにこのホリデーを予約してからというもの、行けるのか行けないのかという瀬戸際が何回もやってきて、もう最近は「行けたらラッキーかも..」と思うようになってきた。
しかし、まだ出発していない私たちは恵まれている方だということがニュースを見ていてわかった。
スペインのホリデーに行ったばかりの人たちは、この「14日間の自己隔離」ルールが適用されることをもちろん想定してなかったので、1週間や2週間の予定で行ってる人たちは、
- 予定通りの期間滞在して、戻ってきたら更に14日休みをとって自己隔離
- ホリデーを早く切り上げて自己隔離ルールが始まる5日後までにUＫに帰る
の2者選択をせまられている。
そしてこの猶予の短かい発表に怒りを隠せない人たちもTVに映っていた。
憤慨しているのはイギリス人旅行客だけでなく、スペインの首相も「UKよりスペインの方が安全」と訴えていた。
毎年夏場はスペインへ大勢のイギリス人たちがホリデーに行くので、UKから来る人が減ると、スペインの観光業や飲食業が大打撃を受ける。
スペインでバーやレストランを観光客向けに経営しているイギリス人もたくさんいて、「もう店じまいになるかも…」と不安そうにニュースのインタビューに答えていた。
ああ～、9月までにはスペインの感染率が下がって、規制がなくなってますように！
Staycation -ステイケーション！
ロックダウン規制が緩和されつつあるもの、まだまだ海外に行くとこのスペインのようにいつルールが変わるかわからない。
ということで、この夏イギリス人はいつも人気のあるヨーロッパのリゾート地ではなく、国内のビーチや田舎に大勢の人が行って、バケーションではなく「ステイケーション」しているらしい。
人気のロケーションは、プリマス、ブラックプールやコーンウォール等の海辺や湖水地方で、他人との接触をさけるため、Self-catering(自炊できる)コテージ等の宿泊施設や、キャンプ場に泊まる人が多いらしい。
中にはこのブームに乗って、農家や牧場の経営者たちが、自分たちの敷地内をキャンプ場にした人もいるとか！
我が家の娘も、牧場に併設されたキャンプ場にボーフレンドと友人たちとで先週キャンプに行ってきた。確かにレスター市内にいるより安全かも！
「もうスペインに行けなくなったら、今年はどこかの田舎にでもコテージ借りてステイケーションに行こうよ～！」と夫に提案してみた。
プレミアリーグの優勝式
今週の水曜日はフットボールのプレミアリーグ優勝式があった。
すでに今年の優勝はリバプールFCと決まっていたのだが、最終の試合が終わったこの水曜日にリバプールのアンフィールド・スタジアムで優勝式が行われていた。
我が家の息子がリバプールファンなので、この優勝式に見入っていて、私も何気にTVを見ていた。
いつもなら、大勢のファンで埋ったスタジアムでお祝いムードムンムンになるところだが、今年は観客なしのガラガラのスタジアムで、なんだか寂びしい優勝式…。
フェイクの歓声が流れたり、ちゃんと花火まで打ち上げられて、優勝を祝うムードが醸し出されていたのがよかったかも…。
スタジアムの中は寂びしい感じだったが、スタジアムの外には「集まらないように」と警察から勧告がでていたにもかかわらず何千人ものファンが集まってお祝いしていた様子がニュースにでていた。警察の注意を無視して何人か逮捕された人もいたとか。
来年は普通の優勝式ができますように…。
この週UKのコロナによる死亡者数の合計は45312人⇒45752人*に。 (*coronavirus.data.gov.ukより）
